クラシックスタイルの暮らし 2
ルイ14世の絶対権力から解放されると、フランスの貴族たちの間では華やかなサロン文化がもてはやされました。
マリー・アントワネットに象徴されるように、サロン文化の主役は優雅で教養のあふれた貴婦人たちです。
エレガントなドレスを身にまとい、音楽に耳を傾け、お茶を飲みながら機知に富んだ会話を楽しんでいました。
くつろいだ時を過ごすために、椅子やテーブルにも用途に応じたたくさんの種類がつくられました。
余計な飾りを取り去り、使いやすさを重んじる一方、優雅で落ち着きのある、芸術的な美しいデザインが重んじられました。
家具全体の女性的な曲線と、猫足とよばれる椅子やテーブルの脚が、ロココ様式の家具の特徴です。
装飾にはウォールナットやローズウッド材などを使い、繊細な象眼や寄木細工などが多く用いられています。
またタペストリーやゴブラン織りなど、きめ細かな布地が用いられています。
こうした様式にも、かくれん棒などの照明はよく合います。