アメリカ経済の伸展 4
新しいサービス業のベンチャー・ビジネスを発足させて、この世代は自分たちの勤め口や職業、事業や風俗を創造したのです。
その結果、労働力と経済はますますサービスおよび情報産業に傾き、そしてこれらの産業が今アメリカ経済の伸展を促しているのです。
しかし、統計上ではこうした活動の多くを生み出したオフィスは沈滞して非生産的ということになっているのです。
オフィスの生産性は、1970年代の10年間で総計4パーセント。
年間0・5パーセント強の上昇率にすぎません。
オフィスはサービス部門における作業場にあたり、どの製造企業でもしだいに増えている付属物です。
しかし、その生産性はほぼ完全に停滞し、1980年代が進むにしたがって経済全体の展望に絶望的な影を投げかけました。
・・・オフィスのコストは会社の平均支出の20パーセントから50パーセントに近いものになり、ビジネス・レターのコストは10年間に実質的に40パーセント増加し、秘書の給与は3分の2も高くなったのです。