豚(とん)すき
毎年8月下旬に綾瀬市で開かれている「綾瀬いきいき祭り」で振る舞われ、地元の郷土料理として親しまれている「豚(とん)すき」をレトルトパックに詰めて売り出そうとする試みが本格化している。7月下旬から、横浜開港150周年を記念して開催中の「開国博Y150」の会場(同市中区)で販売がスタートする。
豚すきは、地元で育てているゴボウとネギ、豚肉を具材に使い、しょうゆ、砂糖、酒で主に味付けをしている。いきいき祭りでは、幅約1・35メートル、容量2160リットルの大釜で調理し、1万1千食分を来場者に配っている。
綾瀬名産の豚すきを市内外に広めようと、市などは5月に商品化開発委員会を立ち上げ、味付けなどについて協議してきた。3日に市役所で開かれた委員会では、レトルトパックのデザインや味付けなどを正式に決定。商品化に向けて、大きく前進した。
毎年、いきいき祭りで豚すきの味見をし、委員にもなっている男性(95)は「祭りで振る舞っているものと味も遜色(そんしょく)ないものに近づいてきた。多くの人に綾瀬の味を知ってもらうきっかけになってほしい」と期待を込める。




